院長のおはなし
 あけましておめでとうございます

むし歯と歯周病は、生活習慣病であると言われるようになりました。

むし歯菌や歯周病菌に感染していても、発病を遅らせたり、今よりも病状を進ませないようにできるのです。

むし歯、歯周病と言われたら、毎日の生活を見直してみましょう。

はみがき、食生活などを変えることによって、重い治療や薬を飲んだりをしなくてよいのであれば、からだにとってこんなによいことはありません。

まず、歯科医院で検診を受けて、歯の状態を把握し、対策をいっしょに考えていきましょう。



 入れ歯のおはなし


歯を失ってしまいせっかく入れ歯を作っても、違和感があったり、痛かったりして次第に入れ歯を入れなくなってしまう方がいらっしゃいます。

そうすると、どういうことが起こるでしょう?
残っている歯が空間を埋めようと寄ってきます。後ろの歯は前のほうに倒れこみ、上下の歯はのびてきます。

入れ歯を入れたら元の位置に戻るのでしょうか?―戻りません!―
一度動いてしまった歯は、矯正治療をしなければ元の位置には戻らないのです!
(時間とお金が、よりかかるようになってしまうのです。)

歯の位置が動くにつれ、咬みあわせが低くなっていき、顔の筋肉・じん帯・顎関節にも影響をあたえ、食事がしにくくなってきます。顔の印象も変わってきます。

入れ歯は食べるためだけに必要なのではなく、歯の位置をキープするためにも必要なのです。

幸歯科医院では、細かく調整をしていきます。
「なんかおかしいな・・ちょっと痛いな・・」などと思ったら、がまんしないで予約前でもご連絡ください。

 むし歯や歯周病は感染症です。

むし歯があっても、歯ぐきから出血や膿がでていても、食事ができているからと気にしない方がいらっしゃいます。

でも待ってください。口の中の細菌を、家族にもうつしてしまうとしたら?

赤ちゃんはむし歯菌も歯周病菌も持たずに生まれてきます。
3歳までにそのような菌をもらわないですめば、むし歯・歯周病のリスクを減らせます。

お口の中を清掃することによって、菌数を減らしましょう。

残念なことに、セルフケアだけでは限界があります。

歯科医院でおこなうプロフェッショナルケアと組み合わせ、お口の健康を保ちましょう!


 歯は痛くなる前に、歯ぐきは腫れる前に治療しましょう。

むし歯は深くなると歯の神経まで達してしまったり、歯の根の先に病巣をもったりして痛みがでてきます。
歯ぐきは歯周病が重くなると、歯ぐきから出血したり、腫れてきたり、膿をもったりします。

そうなる前に、初期のうちに治療すると、時間もかからず、からだにも負担をかけません。もちろんおさいふにもやさしいです。

一番はむし歯・歯周病にならないように予防することが大事です。
歯についた汚れを落とすことが予防の一歩です。

痛みがなくても定期健診を受け、いろいろな症状が出てくる前に治療を始めましょう。

幸歯科医院では、つめもの・かぶせものがある方には3〜4ヶ月ごとの健診をおすすめしています。


 歯は全身のバランスを整える要です。

気持ちのよい正しい噛み合わせは、良い刺激で脳を活性化させ、自律神経や内分泌を安定させます。

歯を抜けたままにしたり、左右対称でない噛み方をしていると、口腔内の筋肉の過緊張を起こし、からだのゆがみをまねいてしまいます。

口から全身の健康を見直してみませんか?


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